録画中における機器の発熱

理由

1. 録画中、センサーは24/30/60、さらには120/240フレーム毎秒(fps)の速度でデータを連続的に収集します。これは高速バースト撮影と同様です。連続的な電源供給と高速動作により、多量の熱が発生します。

2. オンボードイメージプロセッサは、収集したデータに対してカラー処理、圧縮、エンコード(H.265形式への変換など)を行うため、非常に多くの電力を消費し、発熱も大きくなります。同時に、バッテリーも、継続的に電流を出力することで熱を発生させます。

3. 携帯性を重視したOsmo Pocket 4P/Osmo Pocket 4/Osmo Pocket 3は、機器自体が比較的コンパクトであり、内部スペースが限られています。その結果、短時間で内部に発生した熱は、大型カメラのようにヒートシンクを通して迅速に放散することができず、ジンバルの金属部や機器のハンドル部分に熱が蓄積されます。

解決策

長時間撮影する場合は、1/4インチねじ穴付きハンドルを使用し、できるだけ画面エリアの下部を持つことで、操作時の快適性を高めることを推奨します。機器の過熱に伴い、頻繁に動作が停止したり、録画が中断したりする場合は、DJIテクニカルサポートまで連絡して、サポートをご依頼ください。

開封、アクティベーション、ファームウェア更新、充電を行った後のパラメーター調整時または試用中における機器の発熱

理由

初回起動、システムセルフチェック、ネットワークアクティベーション、ファームウェア更新、充電の際には、チップが高速での読み取り、書き込み、演算を継続的に実行するため、一定の熱が発生します。

解決策

初回起動、充電、ファームウェア更新の後には、機器が室温に戻ってから操作を行うことを推奨します。もしも機器の過熱が続いている場合は、DJIテクニカルサポートまで連絡して、サポートをご依頼ください。

電源オフ後の発熱

電源をオフにした後の保管方法を確認し、発熱中にOsmo Pocket 4P、Osmo Pocket 4、またはOsmo Pocket 3がジンバルロック状態になっていないか確認してください。

1. 保管ケースやキャリーバッグに入れていない場合、電源ボタンが誤って押されたために機器が起動し、ジンバルが袋の中で継続的に安定化動作を続け、過熱する可能性があります。

2. 機器をテーブルの上に平置きする場合、離れる前に手動で電源を切ったかを確認してください。電源を切っていない場合、ジンバルの安定化動作が継続して妨げられたために発熱が生じ、一定時間後に機器は自動的にシャットダウンします。

上記のいずれにも該当しない場合は、以下の情報をご提供の上、DJIサポートまでお問い合わせください。

1. 機器ログ。

2. 電源を切った後も過熱状態が続いていることが判明したため、再び機器の電源を入れるまでの時間と、関連する操作。

過熱による録画停止

以下の手順に従い、外部要因によって製品の過熱が引き起こされていないか確認してください。

1. 冷却エリア(ジンバル)が塞がれており、放熱に十分な空間がない場合。ジンバル部分を塞いだり、覆ったりしないでください。シールが貼られている場合は、放熱性能に影響が出ないよう、厚すぎないものを使用してください。

2. 録画前に、誤って起動して機器が加熱した場合:まずジンバルの電源を切り、ジンバルが通常の温度に戻るのを待ってから、再度録画を開始してください。

3. 互換性リストに掲載されていないMicro SDカードや、速度が遅いMicro SDカードを使用している場合:録画には、互換性リストに掲載されているSDカード、または高速SDカード(U30/A2グレード)を使用することを推奨します。

ヒント:低速SDカードを使用して録画すると、機器が発熱しやすくなる場合があります。

4. 周囲温度が高すぎる場合:周囲温度が高すぎて環境による冷却ができないとき、または長時間の直射日光により製品が熱を吸収しているとき、温度が上昇します。高温環境での使用や、直射日光に長時間さらすのは避けることを推奨します。

過熱や自動録画停止が引き続き発生する場合、以下の情報をご提供の上、DJIサポートまでお問い合わせください。

1. 製品の外観写真。

2. 録画前における機器のおおよその温度、およびしばらくの間電源が入っていたかどうか。

3. SDカード録画機能が有効かどうか、および使用しているSDカードの種類。

4.周囲温度と使用シーン。

5. 機器のログファイルおよび異常発生時点の情報。

機器が異常に発熱しているので不安があるとき

1. 本製品は繰り返しテストされており、長時間の録画中もグリップ部分の温度が適切な範囲に保たれることが確認されています。

2. また、本機には過熱保護機能が搭載されています。温度が一定の水準に達すると、本機は損傷を防ぐために自己保護機能を作動させますので、安心してご使用いただけます。

注記:

1. Osmo Pocket 4P、Osmo Pocket 4、Osmo Pocket 3は、国や地域に応じて国コードを更新します。各国コードがそれぞれの温度制御設定に対応して、地域ごとの機器要件を満たします。製品アクティベーション前や欧州地域では、より厳格な温度制御設定が適用されます。

欧州で使用する場合、または製品が未アクティベートの場合、リストに記載された対応Micro SDカードを使用し、Osmo Pocket 4P、Osmo Pocket 4、またはOsmo Pocket 3でスタンドアロンモードかつ周囲温度25℃で4K120fps録画を行うと、18分後に高温状態となり、録画が停止する場合があります。

2. 今後もファームウェアのアップデートを通じて温度制御設定の最適化を継続していきます。

ご提案

1. 長時間録画する場合は、画面エリアより下の位置で機器を持つようにしてください。Osmo Pocket 4P/Osmo Pocket 4/Osmo Pocket 3は、拡張モジュールを接続したり、モジュール底部の1/4インチねじ穴を利用して延長ロッドなどのアクセサリーを取り付けたりすることで、グリップを補助するためにも使用できます。

2. 使用中にジンバルや機器上部の放熱部が高温になることがありますので、覆ったり触れたりしないでください。

3. 長時間にわたる定点撮影を行う際は、撮影環境の十分な換気を確保し、機器への直射日光を避けてください。これにより機器の発熱を抑えることができます。

4. 動画仕様に対する要件が高くない場合、撮影パラメーター(解像度、フレームレート)を下げることで、機器の発熱を抑えることができます。

5. 必要がない限り、使用中は、充電をしながらの録画は避けてください。さらに、機器の充電電力に合った充電器を選んでください。

6. カメラ画面自体も熱源となります。録画中に長時間にわたって画面が点灯していると、カメラの温度も急速に上昇します。そのため、「録画中は画面オフ」設定を、3秒/15秒/30秒に設定することを推奨します。これにより過熱の問題を緩和できます。