GEO区域とは、公共用の区域での安全と秩序を維持するために、DJIジオフェンス(GEO-fence)システムが各国/エリアの管理政策に基づいて設定された制限レベルが異なる飛行制限区域となっています。救助、消火、電気点検、空撮などの作業において、飛行制限区域から離陸する必要がある場合は、飛行禁止解除の申請を行う必要があります。

*飛行制限エリア:https://fly-safe.dji.com/nfz/nfz-query

法規制に従う飛行操作は安全かつ効率的なドローン制御を実現できるうえで、ドローンコミュニティの発展にも重要となっています。現地の法規制に従った上で、完全な飛行環境でドローン飛行を行ってください。安全なドローンコミュニティを実現するために協力し合いましょう。 

 

飛行禁止解除の操作手順は以下となります。

1. 飛行禁止解除申請用の資料を用意する

2. DJI公式サイトから飛行禁止解除申請を行う

3. DJIアプリにロック解除ライセンスをインポート

 

飛行禁止解除申請用の資料

飛行禁止解除申請を行うには、以下の資料/情報をあらかじめご用意ください。

1. 本人確認情報:

2.ドローン製品のフライトコントローラーのシリアルナンバー:DJIアプリからご確認できます。

3. 飛行禁止解除エリアの中心位置の座標を確認します。Googleマップなどのソフト経由で確認することができます。

4. 飛行禁止解除エリアの半径&高度:公式の承認文書または飛行禁止解除申請表での数値に準じます。

5. 飛行禁止解除時間:個人アカウント/身分認証されていない組織アカウント/身分認証されていない許可済みの政府関係アカウントの場合は、最大1年
身分認証された組織アカウント/身分認証された許可済みの政府関係アカウントの場合は、最大3年;

6. 公式の承認文書/飛行禁止解除申請表(関連部門の押印がある場合にのみ書類は有効となる):

 

飛行禁止解除の申請方法

関連情報の記入

1. 初めてログインする場合は、指示に従って関連情報を入力した後、「認証申請」をクリックして、ロック解除申請を行う必要があります。(申請URL:https://fly-safe.dji.com/unlock/unlock-request/list)

2. アカウントタイプと国/地域を選択します。

3. 基本情報を記入して送信します。

 

 

ロック解除申請の追加方法

1. 個人情報の登録完了後、ウェブサイト画面左上の「ロック解除申請」⇒「+新規ロック解除申請」をクリックします。(URL:https://fly-safe.dji.com/unlock/unlock-request/list)   

2. 身分認証された許可済みの政府関係アカウントの場合、他のタイプのアカウントに比べて、ロック解除タイプが2種類多くなります。実際のニーズに応じて、タイプを選択して申請してください。  

3. 「カスタムロック解除」を例に説明します。ロック解除用のDJI製品とDJIアカウントを記入します(複数のデバイス/アカウントの追加記入に対応)。ロック解除申請の失敗を防ぐため、記入された情報に間違いないかをご確認ください。

    

4. マップ画面下方の「多角形」と「サークル」の描画ツールを利用して、マップでロック解除エリアを手動で描画して設定することを推奨いたします。

5. ロック解除エリアの編集に対応しています。東経と北緯は+(プラス)、西経と南緯はー(マイナス)で記入してください。

ロック解除申請の失敗を防ぐため、経緯度は数字に記入した上で、+ーの記号を間違わないようにご注意ください。   

6. ロック解除申請完了後、ロック解除申請画面で申請履歴とそのステータスを確認することができます。 

 

 

ロック解除申請の審査所要時間

ロック解除申請は通常1時間以内に審査されます。

 

ロック解除申請が拒否された場合の対応方法

· ロック解除申請が拒否された場合、審査結果をメールでご連絡いたします。

· また、ロック解除申請画面での申請項目後方の「確認」をクリックした後、画面上方の「こちらでフィードバックを確認してください」をクリックして、拒否された理由を確認してから、関連情報の追加を行うことができます。